年も明け、2018年となりましたね。
みなさま、年末年始は有意義な休みとなったでしょうか?
旧友と交流を深めたり、実家でまったり休んだり、日ごろの疲れを少しでもリフレッシュできていたら幸いです。
もしかしたら、アルバイトや家事手伝いなど年末年始も働き通しだった方もいらっしゃるかもしれませんね…。お疲れ様でございます。
さて、お正月が明けたらいよいよ就職活動に向けた動きも本格化してきます。
というよりは、就職活動に向けた事前準備のラストスパートと言い換えられるでしょう。
冬期インターンシップはもちろんのこと、企業説明会やセミナーなどちらほらと開催されています。(非公式なものもありますが)
企業も、春から始まる採用活動に向けて本格的なウォームアップを始めているといったところでしょうか。
そんな中、これから就活生の皆さんも色々と動き出していくわけです。
現在、季節は冬。これから冷え込みも一段と厳しくなるでしょう。
企業を内部から知る最後のチャンスである、冬期インターンシップもたくさん開催されます。
そしてインターンシップに参加する際の悩みのひとつが、服装ですね。
「インターンシップに参加するんだけど、どんなコートを着ていけばいいのだろう?」
そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、インターンシップや面接などで着るコートについてのアレコレをお話ししていきたいと思います。
インターンにおすすめのコート
インターンシップには、「私服」で参加するものと「スーツ」で参加するものがあります。
もちろんインターンシップのほとんどはスーツですが、中には私服で参加するものも存在します。(筆者が参加したインターンシップは私服でした)
1DAYなど期間が短いものやビジネスシーンが多い場合はスーツですが、長期間にわたるものやクリエイティブ系のインターンシップは私服の場合がありますね。
以下では、私服で参加する際のコートと、スーツで参加する際のコートのそれぞれについてお話しします。
「私服」で参加する場合
インターンシップに私服で参加する場合のコートは、「トレンチコート」や「Pコート」、「チェスターコート」が無難でしょう。
私服と言っても襟付きのシャツやジャケットなど、いわゆるオフィスカジュアルな服装になるかと思います。
ですので、それらの服装に合わせるのでしたらこの3つが良いと思います。
コートを着るだけで、全体的な印象がよりしっかりしますから、自分の服装にあった種類のコートを選ぶようにしましょう。
「スーツ」で参加する場合
インターンシップにスーツで参加する場合は、「トレンチコート」か「ステンカラーコート」を選ぶと良いのではないでしょうか。
スーツの上に着るコートの場合には、大きめのサイズのものを選ぶようにしましょう。
私服で着ているときにピッタリであったとしても、肩幅などがきつくなってしまうことがあります。小さいサイズのものを無理やり着てしまうと、動きにくくなるだけでなく、コートの下からスーツが見えてしまったりすると少しだらしなく見えてしまいます。
あらかじめ試着するか、店員さんに確認してもらうことをおススメします。
私服の場合でもスーツの場合でも気を付けたいのは、「派手なものを着ないこと」です。
ファー付きのものなどのカジュアルすぎるコートは避けるようにしましょう。また、黒や紺、女性でしたらベージュなど、落ち着いた色のコートを着るようにしましょう。
そこにさえ気を付けていれば、あとはだいたい大丈夫です。
というかぶっちゃけた話をしてしまうと、コートは入り口やエントランスで脱ぐことになります。ですので、服装、とりわけコートについてはあまり重要視されません。
これについては後述しますね。
インターンでコートを着る際のコーディネートは?
もうひとつ気になるのが、コートの着こなしですね。
「せっかくだからデキる学生っぽく見せたい!」と思う学生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スーツでコートに合わせるというのはそんなに難しくありません。リクルートスーツ自体が落ち着いた色ですので、よほどのことがない限りはそれっぽく見えます。
こだわりがある方は、例えばマフラーなどの防寒具などに遊びを入れるのもいいかもしれません。
インターンシップに参加する場合には、全体的にシンプルにまとめ、かつ落ち着いた色で統一すると良いのではないでしょうか。
男性の方の場合、紺色などのダークカラーで統一してみたり、逆にマフラーを少し明るめな色にしてアクセントをつけてみたりするのもいいかもしれませんね。
女性の方でしたら、ベージュなど柔らかい色のコートに少し暗い色のマフラーを合わせたら首元がきちっと締まって格好良く見えるかと思います。
インターンでコートを置くときのマナー!
ここまで、インターンシップに着ていくコートについていろいろとお話ししてきました。
ですが気を付けておきたいのが、コートは「防寒具」であって「正装」ではないという点です。
スーツと違い、正式な場ではコートは脱ぐのがマナーです。
先ほども少し触れましたが、インターンだけでなく企業の説明会でも、基本的にコートは建物の入り口やエントランスなどで脱ぐことがビジネスマナーとなっています。
青空の下で開催されることでもない限りは企業側もどんなコートを着ているかまで細かく見ませんし、それが採用に直結するかと言われれば、95%くらいはしないでしょう。残りの5%はよほど場違いなコートを着ていった場合や、ブランドで人間性が判断された場合などのイレギュラーです。恐らくそんなことはないと思います。
これは就職活動を終えて社会人になった後でも覚えておく必要がある、ある意味常識ともいえます。
気を付けておくようにしましょう。
脱いだ後のコートは、背中側から二つ折りに畳むようにして、手に持つようにすると非常に楽です。
会場に入った後は、荷物と一緒に足元などに置いておくことになるかと思います。
くれぐれも、勝手にインターンシップ先の備品を使うようなことのないようにしましょう。
また、コートを置く際には簡単に畳み、荷物の上に置くようにすると良いです。地面につかないように注意しましょう。見栄えが良くありませんし、せっかくのコートが汚れます。
採用に関係する場では、服装そのものよりも身だしなみや仕草が見られる場合が多いです。採用担当の方にだらしない印象を与えないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「インターンシップに着るコート」についてお話ししました。
これから冷え込みがもっと厳しくなるかと思います。外出する際にはコートが欠かせなくなりますね。
インターンシップだけでなく就職活動全般において、コートは「どんなコートを着ているか?」よりも「コートを脱ぐタイミング、脱いだ後のコートをどうするか」というビジネスマナー的な視点で見られることの方が圧倒的に多いかと思います。
ですから、コート自体は落ち着いた色のものを着ていけば間違いはありません。会場ではコートを脱ぐタイミングなどに注意すると良いでしょう。
今回のお話は、インターンシップだけでなく就職活動すべてに役立つお話かと思います。
皆さんのインターンシップが有意義なものになれば幸いです。