インターンシップへの参加をはじめとした就職活動では、印象がとても重要になるとご存じの方も多いでしょう。じっくりと時間をかけて中身まで全て判断してもらうというのは、限られた時間の中で選考をしてゆく就職活動では難しいものです。そのため、印象を良くするためにいろいろな点に気を配っている就活生が多いと思いますが、やはり身だしなみを気にする方が多いのではないでしょうか。就職活動に限らず、人と人の関係においては身だしなみは大切です。身だしなみが整っていなければ、悪い第一印象を与えてしまう可能性が高まります。

インターンシップに参加する就活生がよく悩んでいるのが、身だしなみの中でも特に、髪色についてです。就職活動やインターンシップに参加する際は、黒髪でなければダメなのでしょうか。茶髪はダメなのか、もしも大丈夫なのであればどの程度までなら大丈夫なのか、知りたいと思う方も多いはずです。そのような知識があれば、就職活動中に髪色で不安に思うことは少なくなります。今回は、そのような就職活動やインターンシップでの髪色についてお伝えします。

黒髪にしておいた方が無難ではある

やはり、企業の採用担当者の中には、黒髪以外はダメだと考えている方はまだまだたくさん存在しています。少しくらいの茶髪ならば大丈夫ではないかと思うインターン生もいるかもしれませんが、少しでも染めている時点でアウトと考える採用担当者は一定数います。業種によってはそういう考えを持つ企業の方が多くなるので、しっかり調べることが大切です。

黒髪を希望する採用担当者の考えとしては、就職活動やインターンシップにおいて、髪を明るくする必要性を感じないというものがあります。
また、初対面であったりいろいろ業務を教えていただくインターンシップで茶髪というのは失礼に感じるという方もいます。見た目での判断が入るのも仕方のない就職活動の状況で、その見た目も無難なものにできないのであれば内面の方も不安に思うという採用担当者もいるのです。したがって、不安な方や少しでも不利になりたくない方は、就職活動やインターンシップの間は黒髪にしておくのが無難だと言えるでしょう。

■短期と長期での適切な服装の違い/給料の相場に関してはこちら

どこまでの茶髪なら大丈夫なの？

業種や企業によってはそこまで必ず黒髪を求めている雰囲気ではない場合もあると思います。そのような場合でも、多くの就活生はどこまでの茶髪なら大丈夫なのか不安に思う方も多いでしょう。果たしてどこまでの茶髪であれば大丈夫なのでしょうか。次はそれについて見ていきます。

茶髪でも大丈夫なのはどんな色？

企業の採用担当者の中には、茶髪でも大丈夫な色として焦げ茶であったりビターチョコレートくらいまでと考えている方がいるようです。また、茶髪だとしても限りなく黒に近いほうが好ましいと述べる方もいて、やはり暗い色のほうが望ましいのは事実となります。判断が難しいようであれば、就職活動やインターンシップの間はひとまず暗く染めるほうが安心できるかもしれません。

他の意見としては、自然な色であれば問題ないと考えている採用担当者もいます。ハーフであったりクォーターであったりすることもあるだろうから、必ずしも黒髪でしか認めないということはないという場合もあります。自然な色がどの程度か悩んでしまう就活生も多いでしょうが、やはり黒に近い茶色がかった髪であったり、焦げ茶やダークチョコレートくらいが基準となるようです。初対面で会ったときに、明るさを感じてしまう髪色は避けておくほうが良いと考えられます。

就職活動やインターンシップでも髪を染めていたい人は？

黒髪の方が無難であるとはわかっていても、やっぱり就職活動やインターンシップに参加する時も髪を染めていたい就活生はいると思います。そう考える就活生は、髪色で落とされるような場合はそもそも入社してからも考え方が合わないだろう、と割り切って思うことも必要かもしれません。どうしても内定を取りたいのであれば、落ち着いた髪色にしておく方が良いでしょう。

髪色について厳しい業界はどんなところ？

自分の志望している業界が髪色について厳しいかどうか知りたいという就活生も多いでしょう。髪色について厳しいのであれば避けることも考えるかもしれません。例えば、金融業界や、医療関係の企業は髪色に関して厳しい社風を持っている場合が多いです。金融業界は髪色以外に関しても真面目なイメージが強いかもしれませんが、銀行はその中でも髪色について厳しい判断をするようです。銀行への就職活動やインターンシップを考えている就活生は、黒髪にしておくことをオススメします。

また、金融業界ほどではない場合が多いですが、医療や福祉を扱っている企業も髪色について厳しい規則を持っているところが他に比べると多いです。銀行まで厳しくないことがほとんどではありますが、黒髪にしておいたほうが志望している方にとっては無難と言えるでしょう。
 

何色でも大丈夫な場合もあるが清潔感は必須条件！

企業によっては、髪色は全く選考に考慮しないという場合もあります。そのような黒髪でも茶髪でも問題のない企業の就職活動やインターンシップに参加するとしても、気をつけなければならないことはあります。それは、清潔感は保っておくということです。髪色は何色でも大丈夫と話す採用担当者も、清潔感は必ずなければならないと話すことがほとんどです。どの色で就職活動やインターンシップに臨むとしても、清潔感には気をつけましょう。

さて、就職活動やインターンシップにおいての髪色について考えてみました。やはり無難なのは黒髪で参加することだと思います。しかしながら、場合によっては暗めの茶髪であるビターチョコレートくらいまでであれば大丈夫なこともあるので、染めるのであればその程度までにしておくのが良いでしょう。就職活動やインターンシップでもオシャレをしたいという気持ちもわかりますが、まずは志望する企業や業界から内定を手に入れることを第一優先で考えることがオススメです。髪色や清潔感に気をつけて、まずはインターンシップを乗り切りましょう。