海外でインターンをするにはどうればいいの？ 　

近年では海外でのインターンシップに参加する学生も増えてきています。英語の勉強のためであったり、自分の視野を広げるためであったり、様々な目的があります。また、給料をいただきながら海外で生活してみたいと思い、海外でインターンシップに参加する学生もいるようです。海外でのインターンシップは経験者も少なく、国内での就職活動にもきっと役に立つことでしょう。

■海外インターンを探してみよう！■

海外インターンシップは語学力の向上や様々な方々との出会い、日本では味わえないような経験ができる可能性があるのが利点です。そんなメリットがたくさんある海外でのインターンシップですが、まだまだ国内のインターンシップよりは参加者も少なく情報も多くはありません。どのようにして参加して、どのように行動していけば良いのか悩んでいる就活生も多いと思います。まず、いったい参加するにはどうすれば良いのでしょうか？

とてもシンプルなのが、海外の企業を自分で調べて直接応募してみるという方法です。現地の企業に自分で連絡を取り、インターンシップの応募をします。ややこしい手順を踏まなくても良いのでシンプルです。

この方法は非常にわかりやすいですが、難易度は高めです。英語力やビジネススキルに自信のある就活生は試してみるのも良いかもしれません。企業によっては、大学生を対象にインターンシップの募集を出しているところがあるので、そういった企業を狙うのがやりやすいでしょう。

海外の企業に直接応募するというのはなかなか難しいと感じる方が多いとは思いますが、メリットもあります。それは、間に誰も挟まないということで費用がかなり安くなることです。しかしながら、その代わりに保険等の様々な手続きを自分で調べて自分で行わなければならないため、注意が必要です。

何らかのコネを持っている場合は、この方法も利用できます。海外企業へのコネとなるとあまり持っている方は少ないかもしれませんが、大学の教授は案外持っている場合があります。また、大学の就職センターに相談してみるのも良いでしょう。

最も簡単な方法は、日本にある海外インターンシップ仲介団体を利用することです。こちらの方法を用いて海外でのインターンシップに参加する就活生が多いでしょう。なぜなら、この方法では特別な英語力やビジネススキルは必要ないことが多く、仲介団体が助けてくれるためです。海外の企業にコネがないという方も安心して海外でのインターンシップに参加することができます。不安が多い就活生はこちらの方法がオススメです。

海外インターンシップ仲介団体はいくつもあります。それぞれの情報をしっかり調べて、自分に合ったところに応募することが重要です。仲介団体によっては、学部を限定している場合もあるので注意してください。参加資格のあるところを見つけるところから始めてみましょう。

仲介団体やインターンのプログラムによっては、理系か文系かも関係ないようなものが存在します。そのような参加しやすい海外インターンシップは人気がありますが、費用もかかる場合があるので確認しなければなりません。給料の有無も参加するプログラムによってことなるので、後から悔いることのないようにしましょう。

■海外インターンに行くだけで就活に有利になるわけではない？！参加するメリットと注意点について■ 

国内でのインターンシップに比べると参加するのがやや大変な海外でのインターンシップですが、その分たくさんの得るものがあります。海外での就業体験となると、英語力の取得にばかり注目してしまいそうですが、他にも様々なスキルアップが望めます。

海外でのインターンシップに興味はあるものの、今の英語力に自信がないという方もいると思います。また、日常会話程度はできてもビジネス英語となると不安に感じる方も多いのではないかと思います。そのような場合には海外でインターンシップを行うことはできないのでしょうか。

結論として、英語力が必須ではない海外インターンシップのプログラムも存在します。そのようなプログラムに参加するのであれば、参加自体に英語力は必要ありません。自信のない方はそういった募集を探してみると良いでしょう。しかしながら、インターンシップはあくまでも就業経験をさせていただくものです。海外でのプログラムとはいえ、そこに違いはありません。英語を勉強するついでに仕事もさせてもらおう、という考えは避けたほうが良いでしょう。

海外インターンシップに参加して帰ってきたインターン生は、英語は何とかなったと話す方が多いです。英語を話すしかない状況にいると、自然と話せるようになっていくのだと考えられます。したがって、ネイティブスピーカーとガッツリと英語で会話をすることができないとしても、やる気があるのであればぜひ海外でのインターンシップに参加してみるのが良いと思います。

自分で直接企業に申し込んだインターンシップの場合も、海外インターンシップ仲介団体を利用したインターンシップの場合も、いずれにしても成功させるために必要となるものがあります。

海外でのインターンシップを成功させるために必要なものは、積極性です。与えられた就業プログラムに積極的に取り組むのはもちろんですが、海外での多くの出会いや多くの経験をいかに積極的に楽しむことができるかどうかです。海外でのインターンシップは旅行や語学留学以上に、非常にたくさんの方々と関わることができます。そのような出会いを消極的な姿勢で迎えてしまうのはもったいないことです。

海外インターンシップに行くのであれば、帰ってきてから後悔するということだけはないようにしたいと考えている方がほとんどだと思います。積極性を持って、前向きに頑張りましょう。そのためにもまずは納得できるインターンシップ先の企業やプログラムを探してみてください。日本では経験できないような面白い出来事や勉強になる出来事がたくさん待っているはずです。