学生時代に早期から就業経験を積み、将来のキャリア設計に役立てられる「長期インターンシップ」。実務を通して、自己の武器となるビジネススキルを身に付ける学生が年々増加しています。
今回お話を伺ったのは、2017年創業の株式会社PIDでインターン採用を担当されている佐藤美穂さんです。同社では2019年夏からインターン募集を開始し、わずか1ヶ月で採用することができました。さらに、そこから別の職種でも募集をかけ、無事に採用に至っています。
募集開始から1年以上経過した今では「長期インターンの評判が、グループ会社にも広がっている」とのこと。
そこで、はじめてのインターン採用にも関わらず幅広い職種で採用できた秘訣や、インターン生を迎えたことでの組織の変化について、PIDの佐藤さんにお話をお伺いしました。
今回お話を伺ったのは、2017年創業の株式会社PIDでインターン採用を担当されている佐藤美穂さんです。同社では2019年夏からインターン募集を開始し、わずか1ヶ月で採用することができました。さらに、そこから別の職種でも募集をかけ、無事に採用に至っています。
募集開始から1年以上経過した今では「長期インターンの評判が、グループ会社にも広がっている」とのこと。
そこで、はじめてのインターン採用にも関わらず幅広い職種で採用できた秘訣や、インターン生を迎えたことでの組織の変化について、PIDの佐藤さんにお話をお伺いしました。
“他社の評判”がきっかけ。長期インターン採用に挑戦したワケ
—— はじめに、御社について簡単に教えてください。
佐藤美穂さん(以下、佐藤さん):弊社は、不動産×テクノロジーを基盤としたサービスの開発・運営を行う企業です。
「PROPERTY CONCIERGE」
—— ありがとうございます。インターン採用を始められたきっかけは何だったのでしょうか?
佐藤さん:「PROPERTY CONCIERGE」の開発が一段落し、ロボットに回答させるコンテンツを溜めていかなければならないフェーズに入り、人手が必要になったからです。
採用できるまでのスピードやコストを考慮した結果、非正規雇用にしようと決めていました。そして、非正規雇用のなかでも「インターン」を選んだ理由は、弊社代表の嶋田が知り合いの方から学生インターン生が活躍している話を聞いたのがきっかけです。
社員と同様の責任感を持って働いてくれており、期待以上のパフォーマンスを発揮してくれていたそうなので、ぜひ弊社でも採用してみたいなと議題に上がりました。
—— インターン採用を始めるうえで不安はありましたか?
佐藤さん:雇用契約を結んでいるとはいえ、長く続けてもらえるのか不安に感じていました。
しかし、いざ採用してみると大学の卒業や就活時期と重なるケースを除いて長く続けてくれているので、当初の懸念を感じることはありませんでした。1年以上続けてくれる学生もいて、とても助かっています。
Infraの学生は「事業への共感」があるから続けてくれる。PID社に聞く、採用成功の秘訣と良い人材を見極めるコツ
—— Infraをご利用いただいた感想をお聞かせください。
佐藤さん:これまで1年以上利用させていただきましたが、初回利用時にInfraのサポートの方が求人広告の作成代行や管理画面の運用サポートをしてくださったおかげで、その後自社でも問題なく運用することができ、とても助かっています。
先述の通り、初回はコンテンツ制作インターンを募集していたのですが、途中からバックオフィスやエンジニアも募集をすることになったんです。その際、すでに求人の土台があったので、別職種を募集するときも自社で簡単に求人を作れました。
また、Infraは複数の職種で募集をかけても値段が変わらないのが良かったです。弊社のように立ち上げ段階では、プロダクトの成長フェーズによって必要な業務ポジションが変わるので、別職種でも気軽に掲載できるのは自社の採用スタイルに合わせやすかったと思います。
—— ありがとうございます。また、御社には採用決定時に費用が発生する成功報酬型をご利用いただいておりましたが、途中から採用費用を先払いしていただくプランに切り替えていただきました。プラン切り替えの決め手は何だったんでしょうか?
佐藤さん:「一人あたりの採用単価が抑えられる点」が魅力に感じられたからです。
初回利用時、弊社にとっては初めてのインターンだったので、リスクの少ない成功報酬型を選びました。その後、数名採用できた段階でInfraの担当の方から先払い型をご案内いただいたのですが、成功報酬型と比べて単価が下がる内容だったので社内ですぐに検討しました。
先払い型は採用できなかったときのリスクがあると思いますが、弊社が切り替えるタイミングではすでに採用実績が出ていたので、そこまでリスクに感じませんでした。
それに、それまで媒体を運用してきた私自身の感覚やInfraのサポートがあったので、プラン切り替え後も「ちゃんと採用できる」自信が持てたのも大きかったです。
—— なるほど。御社では応募がきたら安定的に採用につながっていましたが、Infra上で応募される学生には何か特徴はみられましたか?
佐藤さん:これまで1年以上利用させていただきましたが、初回利用時にInfraのサポートの方が求人広告の作成代行や管理画面の運用サポートをしてくださったおかげで、その後自社でも問題なく運用することができ、とても助かっています。
先述の通り、初回はコンテンツ制作インターンを募集していたのですが、途中からバックオフィスやエンジニアも募集をすることになったんです。その際、すでに求人の土台があったので、別職種を募集するときも自社で簡単に求人を作れました。
また、Infraは複数の職種で募集をかけても値段が変わらないのが良かったです。弊社のように立ち上げ段階では、プロダクトの成長フェーズによって必要な業務ポジションが変わるので、別職種でも気軽に掲載できるのは自社の採用スタイルに合わせやすかったと思います。
—— ありがとうございます。また、御社には採用決定時に費用が発生する成功報酬型をご利用いただいておりましたが、途中から採用費用を先払いしていただくプランに切り替えていただきました。プラン切り替えの決め手は何だったんでしょうか?
佐藤さん:「一人あたりの採用単価が抑えられる点」が魅力に感じられたからです。
初回利用時、弊社にとっては初めてのインターンだったので、リスクの少ない成功報酬型を選びました。その後、数名採用できた段階でInfraの担当の方から先払い型をご案内いただいたのですが、成功報酬型と比べて単価が下がる内容だったので社内ですぐに検討しました。
先払い型は採用できなかったときのリスクがあると思いますが、弊社が切り替えるタイミングではすでに採用実績が出ていたので、そこまでリスクに感じませんでした。
それに、それまで媒体を運用してきた私自身の感覚やInfraのサポートがあったので、プラン切り替え後も「ちゃんと採用できる」自信が持てたのも大きかったです。
—— なるほど。御社では応募がきたら安定的に採用につながっていましたが、Infra上で応募される学生には何か特徴はみられましたか?
佐藤さん:「事業内容に共感してくれる学生が多い」印象です。
PROPERTY CONCIERGEは、「賃貸物件にお住いの方が直面する、あらゆる“困った”を解決したい」といった想いから生まれました。Infraの応募者には留学に行った際に海外での生活に苦労された方や、日本での慣れない生活に不安を感じた経験のある外国籍の方などがおり、ご自身の原体験とかさねてサービスに興味を示してくれたので、純粋に嬉しかったです。
また、弊社の事業内容に共感して入ってきてくれたことが、インターン生が長く続けてくれる秘訣だと思います。
—— 事業への共感度が、入社後の定着率につながっているんですね。ちなみに、インターンの選考で重視していたポイントはありますか?
佐藤さん:全職種で共通して2つあります。1つは、「チームで動くことに慣れているか」です。
弊社では創業当初からリモートワークを導入していたこともあり、チームでの連携のしやすさは常に気にしています。なので、部活やサークルなどの組織に所属したことがあり、「チームで共通の目標を達成するために自主的に動いた経験があるかどうか」は、評価ポイントの一つにしていました。
2つ目は、選考中のメッセージに対する返信スピードです。レスポンスが速い方は、一緒に働く上でコミュニケーションが取りやすく、信頼にもつながります。
タスクを依頼した際に、思ったよりも速くアウトプットが上がってくると「次もお願いしたいな」と感じるんですよね。また、それがインターン生本人にとっても「経験の幅を広げる」ことにつながるので、選考時だけでなく、入社後も意識してもらうように伝えていました。
はじめてのインターン採用は、社内に良い結果を残してくれた。PID社のインターン採用体験記
—— はじめてのインターン採用でしたが、インターン生のご活躍はいかがですか。
佐藤さん:コンテンツ制作インターンとして入社した学生は、世界最大級のアクセラレータープログラムを運営する「Plug and Play Japan株式会社」が主催するビジネスコンテストの選考にかなり尽力してくれました。
運営側とのやり取りを、弊社代表の嶋田と二人三脚で進めてくれたんです。イレギュラーな業務でしたが、結果的には「IoT」部門で無事に採択されました。
—— 業務の幅を広げ、さらに結果を出すところまで活躍されているんですね!インターンの受け入れをはじめて1年以上経ちましたが、御社のなかで変化はありましたか?
佐藤さん:インターン生の活躍ぶりを間近で見て、弊社の社員はもちろん、グループ会社でも評判が流れるようになりました。
実際にインターン生を受け入れるまでは、未経験の学生さんがどこまでできるかは未知数だったので、その基準ができたのも良かったです。インターン生の活躍が社内で広がっているので、今はインターン採用に対して前向きになっていると思います。
—— 業務上の成果だけでなく、社内にも良い影響があったんですね。では、最後に今後の展望があればお聞かせください。
佐藤さん:インターン生の存在は組織全体に良い影響を与えてくれたので、これからもインターン採用を積極的に続けていきたいです。
また、お互いにマッチした場合は、新卒社員として入社してくれたら嬉しいなと思います。そのためにも、今後はインターン生に「新卒で入社したい」と思ってもらえるような会社作りにも力を入れていきたいと考えています。