就活生は知っておくべき！業界の種類を把握しておこう！

就活をしていると業界分析をすべき！と言われることも多いのではないでしょうか。

しかし業界ってなにがあるの？業界分析って何をすればいいの？と思っている学生も多いでしょう。

世の中には様々な業界があります。

商品を作り売っているメーカー、銀行や保険などの金融業界などはイメージし易いでしょう。

このような多数ある業界の中で、自分に合っている業界を探すことは、就職活動において、とても重要です。

ただ、「業界」というのは非常に幅広く、業界を分けようと思えばいくらでも分けることができるほど多数あります。

たとえば、上記であげたメーカー業界であっても、メーカー業界と一つにまとめることもできますが、実際は、食品、自動車、消費財などと非常に幅広く存在し、それぞれ食品業界、消費財メーカーなど、業界を分けることもできます。このように、社会には、数多くの業界があります。

自分に最適な業界を見つけるためにも、様々な業界について理解しておきましょう。

自社商品・製品を作成している企業をメーカーと言います。

モノづくりが好きな方、何か特定の商品が好きな方におすすめです。

さきほども説明したとおり、メーカーはとても幅が広いです。

食品、アパレル、自動車、消費財などの身近なものから、鉄鋼や精密機械まで様々です。

自分が仕事で、どういった商品を扱いたいのかということをしっかり考えましょう。

またメーカーによっては、企業規模によって、仕事の幅も変わってきます。

例えば、一商品を扱うにしても、お客さんの手元に商品が届くまでに、

ニーズの把握→新商品の企画→商品の作成（素材選び、加工、組み立てなど）→商品の広報＋販売

などの過程があります。

企業によっては、これら全部を一企業で担っていることもあれば、商品の加工や組み立ては、他の企業にまかせているという場合もあります。また素材だけを扱うメーカーもあり、上記であげた、鉄鋼や、化学素材、ゴム、紙、ガラスメーカーがそれに当たります。

ですので、メーカー志望で、かつ自分のやりたい仕事はこれ！と決まっているのであれば、

何メーカーであれば可能であるのか、詳細に分析する必要があります。

就活生に大人気！商社業界。高年収のイメージもあるのではないでしょうか。

商社の主な仕事内容は、製品やサービスを売りたい組織と買いたい組織を結びつけることです。ですので、商社は、企業と企業の仲介役といえます。

商社は、幅広い分野の製品やサービスを扱う「総合商社」と、繊維や鉄鋼など分野を絞って取引を行う「専門商社」にわけられます。

商社業界は、企業によっては海外取引なども多く、海外駐在なども可能であるため、グローバルに働ける業界でもあります。また総合商社の中でも五大商社とあると、プラントを作るなどといった、大規模な案件も行えるのが特徴です。

商社業界は、グローバルに働ける、高年収であるなどと学生からの人気が高いため、しっかりと対策を講じる必要があります。

商品を仕入れて、消費者に販売する企業です。一つの商品を扱って販売する企業もあれば、複数の商品を販売する企業もあります。

コンビニや百貨店がこの業界に該当し、学生の皆さんにも身近な業界の一つと言えるでしょう。コンビニといえば、店長と店員の職業が思い付くと思いますが、流通・小売業界の仕事は、店長や店員などの店舗販売だけではありません。

他にも

・バイヤー　：メーカーや卸売企業から商品を買う仕事

・企画：どのように商品を売るか考えることや、企業によっては、自社で商品企画を行うこともあります

・物流管理：商品の在庫等を管理する仕事

があります。

お金を扱う業界であり、銀行・保険会社・信用金庫・証券会社などの企業があります。

銀行は、学生の皆さんにも馴染みがある業界であると思います。預金や貸付をしているイメージがあるかと思います。主な業務で言えば、銀行で口座の発行や預金手続きなどを行う「リテール業務」や、企業に対し貸付やサポートを行う「法人営業」などがあります。

保険会社は、大きく生命保険や損害保険にわけられます。病気や怪我をした際にお世話になるのが、生命保険。自動車事故や火災時に利用する損害保険など、こちらに関しても、馴染みが深い業界であると思います。保険を個人にうる「個人営業」、企業に対し、どの保険がいいかを提案しサポートする「法人営業」や新しい保険を考える「企画職」などがあります。

証券会社は、銀行や保険に比べて、何をしているのかわかりにくいイメージがあるかもしれません。証券会社は、お客様が、株式などの金融商品を売買する際に利用するのが証券会社です。株を買いたい、売りたいという顧客からの注文を証券取引所に伝える、「ブローカー業務」や、証券会社自身が、一投資家として、株などの金融商品を売買する「ディーラー業務」などがあります。

■サービス

自社サービスを提供している会社です。

サービス業界も、メーカー同様に、幅広いので、自分がどのようなサービスに携わりたいかをしっかりと考え、サービス業界の中でも分野を絞る必要があります。

わかりやすい例でいえば、

旅行や、外食産業、転職時などにお世話になる人材サービス、通信教育などの教育サービスなどが挙げられます。

最近では、インターネットが発達したため、様々な分野のウェブサービスなどが数多く存在します。

自分がどのサービスに携わりたいか深く考えるようにしましょう。

ソフトウェアってなに？と思う方もいるでしょう。

ソフトウェアとは、普段何気なく私達が使っている、パソコンやスマートフォンの内部のコンピューター上の処理を行っているプログラムのことです。

ですので、簡単に言うと、より良いソフトウェアを開発すると、よりパソコンやスマホが便利なると考えると想像しやすいかもしれません。

ソフトウェア・情報処理系の企業では、主に、ソフトウェアの開発・販売を行って、企業経営・業務の効率化を目指しています。

通信系は、わかりやすい例で言えば、携帯電話やインターネットなどの通信ツールを扱っている企業が該当します。

主な業務で言えば、通信ツールを新たに開発し、人々の暮らしや、企業の業務をより便利することを目指す「開発業務」とその通信ツールを個人や企業に販売する「営業業務が」あります。

最先端の技術に触れ、世の中をより便利したい！と思う学生の方にはおすすめです。

広告代理店や、新聞社・テレビ局などの業界です。

その名の通り、広告やテレビCM、新聞記事、テレビ番組を作成します。

ですので、自分が作成して、見る人を楽しませたい！という考えを持った方にはおすすめです。

芸能人と関わることもある華やかな業界でもあるので、学生に人気な業界の一つといえます。しかし一方で、労働時間が長く激務である傾向もありますので、自分に合っているかどうか十分に判断する必要がありそうです。

また、こちらの業界は、

広告業界では発想力、新聞業界では文章力、テレビ業界では番組知識が必要であることなど、独自の対策が必要になってくることが多いです。

外務省などの国家公務員や、市役所ではたらく地方公務員、また教師などがこちらに該当します。

公務員であれば、試験に通過することが重要であり、長時間の試験勉強が必須です。

安定性を求めている学生におすすめです。