就活で好印象なメンズバッグって？

就活に欠かせないアイテムの一つがバッグです。説明会でも筆記試験でも面接でも、どこへ出掛けるにも必要なものです。就活が本格化すれば毎日のように持ち歩くことになり、人の目に触れる機会が多いバッグだからこそ、どんなものを選べばいいのか悩む人も少なくないでしょう。

就活バッグは面接の入退室時にも手で持っているものです。目につきやすいからこそ、面接官に与える印象も変わってきます。せっかくなら好印象を与えるようなバッグを持っていたいですよね。ここでは、就活で好印象を与えるメンズバッグについてご紹介していきます。

まず始めに、就活バックの前提を理解しておきましょう。就活バッグで個性を出す必要はありません。大切なのは、「相手に与える印象」です。就活の場に合ったものを用意することが好印象に繋がります。就活では基本的にスーツを着用することになるので、バッグもスーツスタイルに合うものが必要です。

また、説明会でもらったパンフレットや資料を入れたり、自分の履歴書を入れたり、筆記用具や手帳、もちろん財布などいろいろ入れることになるでしょう。だからといって「必要な物が入って使いやすければいい」という自分目線での選び方ではいけないということを理解しておきましょう。

男性が選ぶべきバッグのデザインは、ビジネスバッグです。同じようなものでブリーフケースという書類を入れることを目的に作られているバッグもあり、そちらでも良いです。どちらにせよビジネスで使う手持ちのタイプを選びましょう。要は、仕事のスタイルになっていることが大切なのです。

NGな例を挙げると、リュックなどはやめましょう。カジュアルな印象が強く、フォーマルな場にふさわしくありません。リュックを背負っている社会人もいますが、スーツには似合いませんよね。好印象を与えるためには迷わずビジネスバッグを選びましょう。

色は黒が好印象です。デザインをビジネスバッグにしたからといって、好きな色を選んでもいいということにはなりません。派手な色のバッグを持っている就活生は、真面目さが欠けているように思われてしまうでしょう。

「落ち着いた色なら黒でなくてもいいのでは？」と思う人もいるでしょうが、日本ではフォーマルな場では黒が使われます。

無地のものが一番良いでしょう。シャドーストライプや細いストライプが入っている程度であれば、許容範囲内ですが、柄の目立ち方にもよるので無地のものが無難であり、悪い印象を与えることはないでしょう。

ナイロン素材が基本と言えます。軽くて丈夫という点も毎日持ち運ぶのに便利です。バッグは使えばその分消耗します。特に角はすり減ってしまうことが多く、使い古している感じになってしまうとあまり印象が良いとは言えません。擦れやすい角などの部分に革が使われていると、そういった心配も減るでしょう。

また、革がスーツスタイルのベルトや靴ともマッチするので、全体のコーディネートとしてもきれいにまとまって見えます。基本はナイロン素材で部分的に革が使われているようなバッグが良いでしょう。柔らかい素材だと床に置いたときにバッグが自立しないので避けましょう。

A4サイズがスムーズに出し入れできるくらいのものを選びましょう。あまり大きいとバッグの主張が強くなってしまいますし、小さいと出し入れに手間取ったり書類が折れたりすることもあるので気をつけましょう。容量や機能性を重視するとバッグが大きく厚くなってしまうので、スマートに片手で持ち運べるサイズ感のものが良いです。

床に置いたときに倒れずに自立するものにしましょう。椅子に寄りかからせるようにバッグを置いてしまうと、だらしなく見えてしまうので印象が良くありません。しっかりした素材で、底に鋲（びょう）がついていればたいてい自立しますし、鋲がついていることで底に汚れがつかないこともメリットです。

また、持ち手部分が下がるものであれば、バッグの上にコートを置ける平らな部分ができます。面接官からコートの置き場所についてなにも指示がなければ、空いている椅子に置いたり掛けたりせずに、自分のバッグの上に置いておくと良いでしょう。持ち手が下がるタイプだとそういった配慮のある行動ができるので、好印象へと繋がります。

撥水加工もしてあると便利で、バッグがびしょ濡れのまま企業に行くよりも良いですよね。ナイロン製は水に強いのでその点も魅力です。

就活でノートPCを持ち歩く人も多いので、面接官への印象には関わりませんが、持ち運ぶようであれば収納スペースをよく確認しましょう。

パッと見てどこのブランドかわからないものが良いでしょう。高級ブランドのものやロゴが大きく入っているものはNGです。就活で高級ブランド品はオススメしません。「あんな高いものを使って…」とマイナス面に捉えられることはあっても、「かっこいいな・キマっているな」というプラスの評価にはならないでしょう。

就活バッグはあくまでも、資料や道具を入れるものです。主張が強くなく、スーツスタイルに合っていて、きれい目な印象を与えることが大切なので、シンプルなものを選択しましょう。

男性が就活バッグで好印象を与えるには「黒無地のビジネスバッグで自立するもの」が最低限必要な条件です。ここでは「持ち手部分が下がる」ことも条件に加えています。

就活はなにかとお金もかかるので、高価なものである必要はありません。シンプルでしっかりしたものを選びましょう。それでは、おすすめの就活用メンズバッグをご紹介します。

収納力もあり軽量のバッグです。内側に多彩な使い方ができるポケットが複数ついていて、荷物がかさばる就活でもすっきり収納することができます。きちんと自立もしますし、部分的に補強もされているので丈夫です。

持ち手を倒せることで中身の出し入れもしやすく、膝の上や床に置くときにも便利です。底面も鋲がついているので汚れにくく、自立するのもポイントです。13．3型のノートPCも入れることができ、クッション素材でPCを衝撃から守ってくれます。

非常にシンプルなデザインになっており、どんな場所でもマッチします。置いたときに自立することはもちろん、撥水防水加工も施されています。合皮素材なのできれい目でスタイリッシュな印象を与えられます。就活が終わった後でも長く愛用できそうなところもポイントが高いです。

A4サイズの資料もしっかり入り、大きすぎないサイズ感です。自立もして、収納もしやすいつくりとなっています。ポリエステル素材なので、軽くて丈夫、コストパフォーマンスがいいバッグです。

服装や髪型以外にも、就活に合った持ち物を用意することが基本です。就活バッグは、「ビジネスバッグ」「黒無地」「自立する」が揃っていれば、シンプルさとスマートさがあり好印象を与えられるでしょう。

バッグだけで合否が決まるわけではありませんが、細かいポイントでの好印象は他学生と僅差で競ったときに確実に味方してくれます。就活バッグは常に持ち歩くものなので、就活が終わる頃には愛着も湧いてきます。持ち歩きやすく就活に「役立つ」バッグを選びましょう。