(目次)
・英語力が活かせるインターンとは?
-英語力が活かせるインターンの種類
-英語を使用するインターンがおすすめ
-インターンに応募する前に注意すること
・海外インターンのメリット
-ビジネス英語をマスターすることができる
-精神力をトレーニングできる
-海外旅行も同時に楽しめる
■英語力が活かせるインターンとは?
最近、インターンに参加する際の条件や、就活で新卒採用に応募する条件として、英語力の一定以上のものが要求されている場合も多くなりました。
このような企業はほとんどが外資系企業や、海外出張を頻繁に行う企業や商社など海外勤務が必須となるような企業です。
英会話の練習や留学など、英語スキルを磨くには様々な手段が考えられますが、その一つに英語を使う長期インターンがあります。
英会話レッスンや留学に比べて、ビジネスで使われる英語を勉強でき就職後にもダイレクトにそのスキルを活かしやすいというメリットがあります。
ここでは、そんな英語力が活かせるインターンについてご紹介しましょう。
●英語力が活かせるインターンの種類
英語力が活かせるインターンと言えば、英語に日本語を訳す英訳や、日本語に英語を和訳するものを多くの人がイメージするかもしれませんが、これ以外にもあります。ここでは、英語力が活かせるインターンの種類についてご紹介しましょう。
・記事を英語で書くライター
現在、日本を訪問する外国人の旅行者は多くなっています。日本を訪問した外国人の旅行者は、2016年に2410万人になり、2017年にはさらに増えることが見込まれています。日本を訪問する外国人の旅行者は、2020年の東京オリンピックまでは少なくとも増加すると予想されています。
これにつれて、日本を訪問した外国人の旅行者を対象にしたインバウンドメディアというウェブメディアサービスが、非常に最近多くなっています。
インバウンドメディアの運営会社においては、インターンとして記事を英語で書けるライターを募集しています。
記事を書く際には、日本を訪問する外国人の旅行者に、例えば、日本のおすすめスポット、カルチャー、食事などを紹介します。このような記事を見て、日本を訪問する外国人の旅行者がいるかもしれません。このようなことを考えると、やりがいもあり、面白いでしょう。
このインターンの場合は、いろいろな働き方もあり、記事を作成することに慣れてくれば仕事が在宅でもできる場合もあります。ライターのインターンは、インターンに自分のペースで参加したい場合におすすめです。
■ライター・編集のスキルを身につけけるインターンはこちら
・外資系の会社のインターン
アメリカなどに本社があり、日本法人をその支社などとして立ち上げた外資系の会社の場合は、外国人の多くのスタッフがおり、英語が社内の公用語という場合があります。また、日本の会社の場合でも、グローバルに今後展開するために、英語を社内で話すことを推進しているところも多くあります。
・英語が商談を取引先と行う際に必要なインターン
日本国内で商品やサービスを外国の会社などに売っている会社のインターンでは、英語が商談を取引先と行う際に必要になります。
電話などを使用してやり取りをクライアントと行ったり、クライアントからの問い合わせに対して英文のメールを送ったりします。会社によって、直接英語で話をする場合が多いか、あるいはやり取りがメールが中心になるかは違ってきます。
・海外に渡航するインターン
海外に実際に渡航するインターンとしては、日本の会社の海外の拠点の立ち上げを行うようなものから、ボランティア活動に近い学校を建てるものまでいろいろあります。
・ウェブ系の会社のインターン
最近は、英語を使うインターンを、ウェブ系サービスなどのアプリの制作会社において募集している場合が多くあります。
例えば、教育業界をメインに、語学の学習がアプリを使用してできるものを開発している会社のインターンがあります。対象が小学生や中学生、高校生の英語学習のアプリを制作するために、主として参加するようになります。
また、インターンとしては、アプリ制作会社でゲームアプリを開発するものがあります。海外で日本で人気があるゲームアプリを販売するために、インターンとして翻訳スタッフを募集しています。グローバルにゲームアプリを販売する場合は、英語の他にも中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、ロシア語など、多くの外国語に翻訳するインターンもあります。ゲームアプリを販売した後は、海外のメディアやユーザーとやりとりすることもあるので、インターンに続けて参加できます。
・外国人スタッフが職場に多くいるインターン
外国人の社長であったり、外国人スタッフが職場に多くいたりする場合は、いくつもの言語が社内で行き交っている場合があります。就職を日本でしたいと思っていたり、日本国内に住んでいたりする外国人も多くなっているので、このような会社は多くあります。
特に、都内には、このような会社が割合多いので、外国人スタッフの中で仕事をしたい場合は、都内の会社のインターンを探してみましょう。
●英語を使用するインターンがおすすめ
英語を使用するインターンでは、英語力がトレーニングできるとともに、ビジネススキルもトレーニングできるので、非常におすすめです。
自分の英語スキルが、もしそれほど自信がない場合でも、問題ありません。英語力としてネイティヴレベルのものを要求している会社は、ごくわずかであるため心配する必要はありません。ほとんどの場合は、普段の英会話ができると、基本的にインターンに参加することができます。
例えば、ライター、翻訳、クライアントとメールベースでやり取りする場合などは、実際に英会話をするのが得意でなくても、ライティング、リーディングができると問題ありません。興味がある英語力が活かせるインターンがあれば、まずは応募してみましょう。
■英語力が身につくインターンに学生時代から挑戦しよう!
●インターンに応募する前に注意すること
インターンに参加する目的が英語力を磨くためであったとしても、エントリーシートや面接などの際に、これのみを志望動機には絶対にしないようにしましょう。
というのは、英語は基本的に手段であるためです。日本の会社のインターンにもし外国人が応募して面接を受けるような場合に、応募した理由を面接する人から聞かれた時に、「日本語を使用したいためです」と回答すると、たぶんその人は受からないだろうということは容易に想像できるでしょう。
本当の理由が、インターンを通して英語力をマスターしたいということであったとしても、志望動機を応募先の会社から聞かれた場合は、この理由の他にその会社の商品やサービスに興味があることを必ず回答するようにしましょう。
英語を使用するインターンに受からなかった多くの学生は、「英語を使用したいためです」とのみ回答しているようです。インターンに応募する際には、これと同じような間違いをしないように注意しましょう。
■海外インターンのメリット
インターン先を大学生が考える場合は、日本のみが選択肢ではありません。海外に以前から憧れている場合は、海外で仕事をすることは大きな一つの目標でもあるでしょう。最近は、留学支援制度に国を挙げて取り組んでいるため、以前よりも海外インターンを希望する学生も多くなっているそうです。
ここでは、海外インターンのメリットについてご紹介しましょう。インターンに参加したいと思っている場合は、ここでご紹介するような海外インターンについても、ぜひ検討してみましょう。
●ビジネス英語をマスターすることができる
海外インターンの場合は、基本的に現地では全て英語のコミュニケーションになります。日常英会話くらいは問題ないという場合でも、ビジネスで使用する際には、一気に難易度が高くなります。ビジネス英語をマスターすることができると、一気にキャリアの選択肢は拡大します。
英語の資格を取得するための学習をする時間を、海外インターンでより実践的な英語の学習の時間に充てることによって、より生きた英語力をマスターすることができます。
●精神力がトレーニングできる
グローバルに見れば、日本は非常に平和で、治安が抜群に保たれています。日本を海外インターンに参加して離れた場合は、今まで当然であると考えていたことが、外国では当然でない、常識がないと場合によっては思われるシーンもあります。全ての衣食住が全く変わって、しかもインターンを通してその中で仕事の体験をするということは、プレッシャーに人によっては感じるでしょう。海外インターンの場合は、考えてもみなかったようなことがいろいろ起きる可能性があるため、日本国内のインターンの場合よりも非常に精神的にタフになります。 海外インターンは、グローバルで仕事ができるようになりたい、グローバルな人材になりたい、というような場合にはおすすめです。
●海外旅行も一緒に楽しめる
海外インターンということでも、1日中仕事をするということではありません。海外インターンであるため、当然ですが、仕事がメインです。しかし、その国の文化に仕事が終わった後に触れて、海外インターンならではの暮らしを楽しむことができます。休日は、観光にみんなで行ったり、食事に行ったりするなど、海外旅行のような気分を味うこともできます。なお、インターン先の中には、仕事が終わった後に観光してくれる場合もあるそうです。
まとめ
以上、英語を使用するインターンや海外インターンのメリットがお分かりいただけたでしょうか。
せっかく英語を勉強するのですから、それと同時にビジネスのスキルを身に付けられる長期インターンにチャレンジしてみましょう!