(目次)
・インターン/インターンシップの面接で第一印象を良くする方法
・いいイメージをインターン/インターンシップの面接で与える自己紹介の方法


インターン/インターンシップの面接で第一印象を良くする方法
他の人とコミュニケーションをとる場合は第一印象が大切で、第一印象はだいたい最初の10秒間で決まるそうです。面接の場合であれば、部屋に入ってから挨拶するまでの間というような感じでしょう。一度決まったイメージを変えるのは非常に困難です。完璧に全ての礼儀作法などをこなすことは必要ありませんが、基本的なものは把握しておきましょう。

●身だしなみ
面接を受ける前には、身だしなみを必ず鏡で確認しましょう。例えば、シャツの襟は折れていないか、ネクタイが曲がったり緩んだりしていないか、汚れていないか、などです。髪が伸びたままであれば、マナーの最低限のものも分かっていないと見られて、最悪のイメージになります。確認はわずか1分程度でできるため、十分に確認して会場に入りましょう。事前に手鏡などを準備しておきましょう。また、よく靴は見落としがちですが、お客さんを高級ホテルのスタッフが確認する際は、靴を最初に見ると言われているくらい、靴は大切な身だしなみです。面接の前には、きちんと靴を磨きましょう。

●姿勢・表情
笑顔になるのは難しいでしょうが、表情は口角を上げるのみでも非常に明るくなります。面接が続いてくれば、精神的にも肉体的にも疲れてきて、顔に疲れがよく現れるようになります。しかし、口角に注意すると笑顔に自然になって、声の調子も良くなります。そのため、「性格が明るい」というイメージを相手に与えるようになります。面接する人も多くのインターン生と話をすることで疲労しているため、明るい人の方が暗い人よりも会話が弾むでしょう。このことは、特に相手の話を聞く際に意識しましょう。また、姿勢にも注意しましょう。背筋を普段伸ばしていない場合は、背筋が時間が経つにつれてだんだんと丸くなってきます。そのため、背筋を意識して伸ばしましょう。話に夢中になって、背筋が前のめりになったため丸くなるのは当然のことです。

●目線
目線は、基本的に、相手の目を見ましょう。相手の目を見るのがどうしても困難な場合は、相手の目のちょっと下を見るようにしましょう。目線が定まっていなければ、自信がないようなイメージを与える恐れがあります。相手の目を見ていると、話をよく聞いているということになり、面接する人に「誠実で話を真面目に聞く人」というようなイメージを与えることができます。ある会社の人事の担当者が、「縦に目が動くのは考えている証、横に目が動くのは噓の証」と言ったそうです。このことからも、目線が人事の一つの評価基準になっていることが分かります。

●うなずく
うなずく方法としては、普通のものと、大げさなものがあるでしょう。大げさにうなずく方法としては、相手に「初めて分かった」というような心境を伝える際に使用します。眉を上げるとともに大きく目も見開いて、「あっ」というような口をします。声がちょっと出る程度がいいでしょう。これと一緒に、いつもより大きくうなずきます。このように大げさにうなずくことは非常に効果があり、面接する人に対して「いい気分」をちょっと与えます。人は気づきを他の人に与えると、「自分は他の人が知らないことを知っている」というような心境になって、優越感をある意味感じます。このように大げさにうなずいた後、自分なりのコメントや質問をさらにすると非常に効果があるでしょう。「話を素直に聞いて、その場の気づきによって話を自分で考えてすることができる、頭が速く回る人」というようなイメージを、相手に与えられるからです。

●肩書き
肩書きについては、1年生、2年生が主に対象になります。インターンの場合は、ある程度自分自身の大学生活での肩書きが有利になることは間違いないでしょう。そのため、学生団体・サークルのリーダーの経験が、エントリーシートにはよく記載されるようになります。ほとんどのものはそれほど有利になることはないでしょうが、会社から評価が高い肩書きも実際にはあります。まず、肩書きとして「体育会」というものは最も有利になります。体育会の学生だけのセミナーもあるほどであり、体育会枠が会社によっては設定されているようなところもあるそうです。体育会以外では、大学が公認した委員会の中心メンバー、有名なゼミのリーダー、有名な大きな規模の歴史があるサークルのリーダー、などというような人であれば、評価が高くなるでしょう。つまり、高い知名度のグループのリーダーの経験がある人です。会社としては、本人がその肩書きを取るまでの頑張りに価値があると評価します。しかし、このような肩書きを取るには、グループにコミットの一定以上のものが必要になり、運も影響するでしょう。就活する際に有利になるということで、体育会系に入るというような動きも最近は見られますが、本人にとってはこれはマイナスになります。肩書きを下手に取るよりも、興味がある活動があれば取りあえず参加してみる、というような軽いフットワークも、最終的に経験を多く積めるでしょう。

■いいイメージをインターンの面接で与える自己紹介の方法
インターンがスタートして、面接に間も無くチャレンジするという学生も多くいるのではないでしょうか。インターンがスタートする際の面接においては、必ず自己紹介があります。インターンの面接において伝えたい情報としては、名前、所属、学歴、特技・趣味、などいくつかあるでしょう。では、インターンの面接において、どこまでどのように実際に話をするといいのでしょうか?ここでは、いいイメージをインターンの面接で与える自己紹介の方法についてご紹介しましょう。

●第一印象をアップするために注意すること 
面接においては、非常に第一印象が大切です。そのため、面接においては、面接する人にいいイメージを与えることが大切です。話をする内容以外に、目線、姿勢、声の大きさ、話し方、表情などについて注意するポイントは多くあります。
ここでは、第一印象をアップするるために注意することについてご紹介しましょう。

・目線
面接する際の目線は、アゴを上げたり、下を向いたりしないように、面接する人の目を見て話をしましょう。 

・姿勢
姿勢は、注意して左右が対称になるようにしましょう。座る場合は、深めに椅子に腰かけましょう。椅子の背もたれに背中は付けないで、顎を引いて正面を向いて背筋をまっすぐに伸ばします。男性は、肩幅に足を広げて、手は膝の上でこぶしを軽く作って置きましょう。女性は、膝の上に両手を置いて、足は閉じておきましょう。 

・声の大きさ
声は、小さすぎても大きすぎても駄目で、面接する人がよく聞き取りできるように話をしましょう。また、声を高いトーンにすれば、明るいイメージを与えられます。

・話し方
話は自分の言葉でするようにしましょう。話をする内容をメモしておいてそのまま暗記して話をすると、話を思い出しながらするので、ぎこちない話し方になりがちです。そのため、話をしたいことを覚える場合は、書いたものをそのまま記憶しようとしないで、箇条書きに話をしたいことをまとめておくなどすることが大事です。 

・表情
顔は緊張するためにこわばるでしょう。しかし、このようになれば、いいイメージを面接する人に与えることはできません。そのため、明るい表情で、口角を上げて、はっきりと話をするように注意しましょう。面接する人の話を聞く場合も注意しましょう。面接する人が話をする際は、大きく目を開いて、関心があるような振る舞いをしましょう。また、顔や髪を触るのは止めましょう。 

自己紹介する際に注意すること
ここでは、自己紹介する際に注意することについてご紹介しましょう。

・簡潔に自分のプロフィールを伝える
名前と大学名、学部、学科、サークル名などの所属、特技、趣味、学生時代に注力したことなど、簡潔に基本的な自分自身のプロフィールを伝えます。その後に受ける面接のことを考慮して、話をすることが大切です。自己紹介の後にある自己PRのために、さらに深く詳しく聞いて欲しいことを質問してくれるように、主に注力したことや自分の強みをアピールするような話し方をしましょう。面接で自己紹介する場合は、約1分がおすすめであるそうです。

・自己PRと自己紹介は分ける
自己PRと自己紹介は違っています。自己紹介に自己PRを入れたくなるでしょうが、これは止めましょう。自己PRを自己紹介に入れてしまえば、長い話になってしまうし、面接する人にくどいイメージを与えます。自己紹介というのは、簡潔に自分自身のプロフィールについて説明することで、一方、自己PRは自分の強みや長所をアピールすることです。自己紹介が終わって、面接になってくると必ず自己PRするようになるため、焦らないで自己紹介だけにしておきましょう。

●自己紹介は簡潔に短く話をする
最も面接において注意することは、面接する人にいいイメージを持ってもらってから面接を受けることです。面接対策のために準備したエピソードを集中しすぎて話をして、態度や姿勢、表情がいい加減にならないように、アイコンタクトを面接する人ととりながら話をしましょう。上手に自分が話をすることも大切ですが、面接する人の質問の仕方や話によっても回答する方法は違ってきます。面接する人の話を注意してしっかりと聞きましょう。また、自己紹介する内容については、簡潔に短く話をすることが大切です。

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