インターンでは、ES(エントリーシート)や面接で「志望動機」を伝える機会があります。この回答が、合否を左右します。評価される志望動機には、コツがあります。現役ライターと現役インターン生が「内定をもらえる志望動機の書き方」について解説します。
インターンシップに受かる志望動機の特徴
インターンシップで評価される志望動機には、「企業が求める人物像と合致している」という特徴があります。
たとえば、企業が「積極的で考える力のある学生」を採用したいと考えている場合、志望動機で積極性をアピールしている学生は、他の学生よりも魅力的に映るでしょう。志望動機を書く際は「企業がどんな人物を求めているのか」を前もって考えるようにしてみてください。
ただ注意すべきは、企業に無理合わせないこと。よく企業のネームバリューに引っ張られて「この会社でインターンしたいから、受かるように自分を最適化する」と考える学生がいますが、それでは本末転倒。無理に合わせる必要があるのであれば、そもそも自分に合っていない可能性が大きいです。
それでも、「武者修行のために、絶対この会社でインターンしたい」ということであれば、企業が採用したい人物像を考え「自分が人事だったら」と相手目線に立ち、志望動機を書いてみてください。
たとえば、企業が「積極的で考える力のある学生」を採用したいと考えている場合、志望動機で積極性をアピールしている学生は、他の学生よりも魅力的に映るでしょう。志望動機を書く際は「企業がどんな人物を求めているのか」を前もって考えるようにしてみてください。
ただ注意すべきは、企業に無理合わせないこと。よく企業のネームバリューに引っ張られて「この会社でインターンしたいから、受かるように自分を最適化する」と考える学生がいますが、それでは本末転倒。無理に合わせる必要があるのであれば、そもそも自分に合っていない可能性が大きいです。
それでも、「武者修行のために、絶対この会社でインターンしたい」ということであれば、企業が採用したい人物像を考え「自分が人事だったら」と相手目線に立ち、志望動機を書いてみてください。
志望動機を書く前にするべきこと
材料なしで料理がつくれないように、志望動機も材料(情報)がなければ、書き進めることができません。まずは自己分析と業界・企業研究をしましょう。
自己分析のやり方
そもそも「将来何をしたいかわからない」「やりたいことが見つからない」という学生も多いと思います。そんな学生は、自己分析から始めましょう。
自己分析とは、過去を振り返り自分の性格や興味のあること・やりたいことを見つけ出す作業です。自己分析の方法は①自分史の作成、②他己分析をしてもらう、③モチベーショングラフを書く、④エニアグラム診断の4つあります。
自分史とは、生まれてから現在に至るまでの出来事を書き出し、これまで経験してきたことを可視化するものです。
自分史を作成したら、それぞれのエピソードに対して、何を感じたのか書き出してみましょう。また「苦労したこと」や「楽しかったこと」など、面接で聞かれそうな切り口で過去を振り返ってください。それから「なぜ辛かったのか」「なぜ楽しかったのか」と深掘りすることで、経験を抽象化することができます。
たとえば、「高校時代、文化祭でクラスのみんなとお店を出して過去最高の売り上げを叩き出したこと」「大学の友達とハワイ旅行に行ったこと」が自分史の中で特に楽しかったこと・嬉しかったことだとします。
一見、文化祭とハワイ旅行は共通点のない出来事に思えますが、本質的には「チームメンバーとの出来事」「イベント」という共通点があります。
ここから「仲間と共に何かを成し遂げる仕事が好き」だと考察することができます。逆に、ひとりでコツコツ取り組む仕事はあまり得意ではないと言えるかもしれません。
②他己分析をしてもらう
他己分析とは、自分以外の誰かに、第三者目線で自分のことを聞いてみる分析手法です。
自分が思っている自分像と、第三者が見る自分像の差異を知るのに有効です。たとえば、自分自身が強みだと認識していることが、第三者からするとそうでないことも。もちろん、逆も然りです。
自分では気づけなかった、新しい自分に出会える手法が「他己分析」です。両親や友人に「自分はどんな人だと思う?」と質問するところから、自分らしさを見つけていきましょう。
③モチベーショングラフを書いてみる
モチベーショングラフとは、これまでの経験を時系列で振り返り、その時々の感情の揺れを縦軸に、時間を横軸にして書き出すものです。
グラフに書き出したらモチベーションが変化する瞬間に焦点を当て、詳しく分析します。分析のコツは「インタビューしているかのように自分に質問を投げ続けること」です。
たとえば受験に失敗し、モチベーショングラフが急降下したとします。そのエピソードに対して「なぜ下がったのか」「その時どのような気持ちだったのか」「そこから何かを得たのか」「今にそのエピソードが影響していることはあるのか」と質問し続けます。こうすることで、今まで気づかなかった価値観や考え方に出会うことができるのです。
また、エピソードを比較し、共通点と差異を探すことも大切です。たとえば、モチベーションの高い時期を順位付け、1番モチベーションが高い時と2番目に高い時の違いを調べます。
また、モチベーションの高い時期と低い時期を比較するのも良いでしょう。このような分析をすることでモチベーションの根源や向上させる方法や、高いモチベーションで働ける環境を見つけ出すことができます。
自己分析とは、過去を振り返り自分の性格や興味のあること・やりたいことを見つけ出す作業です。自己分析の方法は①自分史の作成、②他己分析をしてもらう、③モチベーショングラフを書く、④エニアグラム診断の4つあります。
①自分史の作成
自分史とは、生まれてから現在に至るまでの出来事を書き出し、これまで経験してきたことを可視化するものです。
自分史を作成したら、それぞれのエピソードに対して、何を感じたのか書き出してみましょう。また「苦労したこと」や「楽しかったこと」など、面接で聞かれそうな切り口で過去を振り返ってください。それから「なぜ辛かったのか」「なぜ楽しかったのか」と深掘りすることで、経験を抽象化することができます。
たとえば、「高校時代、文化祭でクラスのみんなとお店を出して過去最高の売り上げを叩き出したこと」「大学の友達とハワイ旅行に行ったこと」が自分史の中で特に楽しかったこと・嬉しかったことだとします。
一見、文化祭とハワイ旅行は共通点のない出来事に思えますが、本質的には「チームメンバーとの出来事」「イベント」という共通点があります。
ここから「仲間と共に何かを成し遂げる仕事が好き」だと考察することができます。逆に、ひとりでコツコツ取り組む仕事はあまり得意ではないと言えるかもしれません。
②他己分析をしてもらう
他己分析とは、自分以外の誰かに、第三者目線で自分のことを聞いてみる分析手法です。
自分が思っている自分像と、第三者が見る自分像の差異を知るのに有効です。たとえば、自分自身が強みだと認識していることが、第三者からするとそうでないことも。もちろん、逆も然りです。
自分では気づけなかった、新しい自分に出会える手法が「他己分析」です。両親や友人に「自分はどんな人だと思う?」と質問するところから、自分らしさを見つけていきましょう。
③モチベーショングラフを書いてみる
モチベーショングラフとは、これまでの経験を時系列で振り返り、その時々の感情の揺れを縦軸に、時間を横軸にして書き出すものです。
グラフに書き出したらモチベーションが変化する瞬間に焦点を当て、詳しく分析します。分析のコツは「インタビューしているかのように自分に質問を投げ続けること」です。
たとえば受験に失敗し、モチベーショングラフが急降下したとします。そのエピソードに対して「なぜ下がったのか」「その時どのような気持ちだったのか」「そこから何かを得たのか」「今にそのエピソードが影響していることはあるのか」と質問し続けます。こうすることで、今まで気づかなかった価値観や考え方に出会うことができるのです。
また、エピソードを比較し、共通点と差異を探すことも大切です。たとえば、モチベーションの高い時期を順位付け、1番モチベーションが高い時と2番目に高い時の違いを調べます。
また、モチベーションの高い時期と低い時期を比較するのも良いでしょう。このような分析をすることでモチベーションの根源や向上させる方法や、高いモチベーションで働ける環境を見つけ出すことができます。
④エニアグラム診断
エニアグラム診断は、質問にYesかNoで答え、性格を9つに分類するものです。一見ただの心理テストに見えるかもしれませんが、一般の企業も導入しているような信憑性の高い診断です。
エニアグラム診断を使うと、客観的に自分を見つめることができます。ただ、深い自己分析にまでは至りません。自分の性格の傾向を把握する程度にし、自己分析は自力でするようにしましょう。
エニアグラム診断以外にも、就活情報サイトなどに自己分析ツールがあるのでこちらも利用すると良いでしょう。
企業研究のやり方
志望動機を書く(伝える)際に、「なぜこの企業で働きたいのか」「この企業で何をしたいのか」を、具体的に説得力を持てると、採用率がグッとあがります。しかしそのためには、企業に対する理解が必須です。
①企業のHPやパンフレットから調べる
①企業のHPやパンフレットから調べる
企業のHPやパンフレットには、企業における基本的な情報が詰まっています。
企業情報からは、企業規模や理念。事業内容からは、扱っている商品・サービス。人事・教育制度、休暇休業制度、福利厚生からは、企業での働き方。採用情報からは、必要とされている人物像を把握することができます。
特に採用情報、事業内容、企業理念の3つは重要です。必ず確認するようにしましょう。
②競合他社を調べる
どんな企業にも、ライバル企業が存在します。その企業を調べることで、同業界でどのような立ち位置なのか知ることができます。
また「同じ業界の中に多くの会社が存在するのに、なぜこの会社でインターンをしたいのか」を明確にすることができます。
見るべき項目としては「業態や取引先・販売先の違い」や「事業規模の違い」が挙げられます。業態や取引先・販売先の違いは、専門 or 総合、BtoB or BtoCといったことです。事業規模の違いは売上高、資本金、営業利益、従業員数から知ることができます。
③インターンシップの内容を調べる
インターンシップで具体的に何をするのか知らなければ、的外れな志望動機が出来上がってしまいます。募集内容をよく読んで内容・目的を明確にしましょう。
またインターンで体験する業務が「ビジネスのどの部分に関わっているのか」「その部署のお客様はだれなのか」「どんなスキルが身につくのか」「どんな学生を求めているのか」なども把握すると良いでしょう。
調べても分からない場合は、同業他社のインターン内容を調べるとイメージしやすいです。
企業情報からは、企業規模や理念。事業内容からは、扱っている商品・サービス。人事・教育制度、休暇休業制度、福利厚生からは、企業での働き方。採用情報からは、必要とされている人物像を把握することができます。
特に採用情報、事業内容、企業理念の3つは重要です。必ず確認するようにしましょう。
②競合他社を調べる
どんな企業にも、ライバル企業が存在します。その企業を調べることで、同業界でどのような立ち位置なのか知ることができます。
また「同じ業界の中に多くの会社が存在するのに、なぜこの会社でインターンをしたいのか」を明確にすることができます。
見るべき項目としては「業態や取引先・販売先の違い」や「事業規模の違い」が挙げられます。業態や取引先・販売先の違いは、専門 or 総合、BtoB or BtoCといったことです。事業規模の違いは売上高、資本金、営業利益、従業員数から知ることができます。
③インターンシップの内容を調べる
インターンシップで具体的に何をするのか知らなければ、的外れな志望動機が出来上がってしまいます。募集内容をよく読んで内容・目的を明確にしましょう。
またインターンで体験する業務が「ビジネスのどの部分に関わっているのか」「その部署のお客様はだれなのか」「どんなスキルが身につくのか」「どんな学生を求めているのか」なども把握すると良いでしょう。
調べても分からない場合は、同業他社のインターン内容を調べるとイメージしやすいです。
志望動機を書いてみよう
自分と企業について十分に理解ができたら、次は志望動機の作成です。
書く内容や構成はある程度決まっているので、それにしたがって書きましょう。最初はうまく書けなくても、回数を重ねるたびに頭の中が整理され、上達するものです。諦めずに書き進めてください。
書く内容や構成はある程度決まっているので、それにしたがって書きましょう。最初はうまく書けなくても、回数を重ねるたびに頭の中が整理され、上達するものです。諦めずに書き進めてください。
志望動機を書く際の大前提
志望動機には、内容以前に前提があります。一度それらを確認した上で、書き始めるようにしましょう。
①コピーアンドペーストは禁止
①コピーアンドペーストは禁止
ウェブ上に合格者やキャリアアドバイザーが書いた志望動機が掲載されていますが、それをそのままコピペするのは厳禁です。コピペが発覚した時点で落とされますし、他人の経験では、その先の面接で論理破綻する可能性があるからです。志望動機は自分の言葉で書くようにしましょう。
②文章は論理的に綺麗な文字で
どれだけ熱意を持って志望動機を書いても、読み手が理解できなければ意味がありません。誰が読んでも分かる文章を、綺麗な文字で書くことを心がけましょう。
③指定された文字数の8割は埋める
志望動機の文字数が指定されている場合は、少なくとも8割は埋めるようにしましょう。400字の指定であれば320文字以上です。
文字数が少なすぎると、インターンシップに対する意欲があまりないと受け取られてしまいます。一方で文字数を大幅に超えたものは、だらだらと読みづらいですし、指示内容をきちんと確認していないと思われてしまいます。
文字数に指定がない場合は、極端ではない程度で、なるべく多く書くと熱意が伝わると思います。
④貴社と御社の違いを知る
面接の際よく使う「御社」ですが、原則として話し言葉でしか用いることができません。文章で相手企業を表す時は「御社」ではなく「貴社」を用いるようにしましょう。
⑤いきなり書き始めない
スタートとゴールが明確でないと、書いている途中で迷子になり、支離滅裂な内容になってしまいます。
まずは、志望動機に使えそうな内容を箇条書きにします。そして、構成にしたがって並び替え、不必要な部分があれば思い切って削除します。最後に接続詞や補足をくわえながら文章を整えましょう。
志望動機に書く内容と構成
志望動機に書く内容は、大きく分けて①インターンの応募理由、②インターンの目的、③参加後の意気込みの3つがあります。①から③の順で書くと、綺麗な構成になります。
①インターンの応募理由
まずはインターンシップに応募した理由を書きます。
重要なのは「これまでの経験」や「将来やりたいこと」に紐づけることです。こうすることで自分にしか書けない志望動機を作成することができます。
たとえば、将来「企画職につきたい」と決まっている場合のインターン応募理由は、以下のような例が考えられます。
①インターンの応募理由
まずはインターンシップに応募した理由を書きます。
重要なのは「これまでの経験」や「将来やりたいこと」に紐づけることです。こうすることで自分にしか書けない志望動機を作成することができます。
たとえば、将来「企画職につきたい」と決まっている場合のインターン応募理由は、以下のような例が考えられます。
貴社のインターンに参加したいと考えたきっかけは、自分の企画力を高めたいからです。企画力を高めたい理由は、過去に所属するイベントサークルで開催したイベントが、100人を集客する大成功を納めたことに由来します。自分のアイディアを形にし、多くの人に届けることにやりがいを感じているので、貴社のインターンで企画職について理解を深めたいと考えています。
②インターンシップの目的
応募理由の次は、インターンシップで学びたいこと、身に付けたいこと(=目的)を書きます。
たとえば、「ライティングスキルを身に付けたい」「ビジネスマナーを学びたい」「業界の雰囲気を理解したい」など、インターンでの業務内容を想像しながら書くと良いでしょう。
ここで仕事に対する熱意や積極性を伝え、採用担当者に「この学生と仕事を一緒にしたい」「一度面接で会ってみたい」と思わせるようにしましょう。
先ほどに続き、例を書くなら以下のようになります。
インターンでは、御社が強みを持つクリエイティブの基礎について学びたいと考えています。「企画を形にすることが好き」だとはいえ、発想法などの型を知っているわけではありません。自分の感性に頼るだけでなく、フレームワークなどを実務を通して会得したいと考えています。
③参加後の意気込み
参加した際に「どのようにインターンに取り組むか」という決意表明を書くと、やる気が伝わります。たとえば「率先してリーダーシップを発揮する」「知識を吸収する」などです。
参加した際に「どのようにインターンに取り組むか」という決意表明を書くと、やる気が伝わります。たとえば「率先してリーダーシップを発揮する」「知識を吸収する」などです。
学びを得るだけでなく、自分の持っている強みを活かし、同世代と一緒に「学生ならではの視点」で価値を発揮することを目指します。参加する仲間には、イベント開催によってえた知見をシェアし、相互に高め合う関係になれたらと思っています。
志望動機を書く際のポイント
志望動機を書く際には、文章のテクニックを押さえておくことが有効です。多くの人が文章を書くことに慣れていないので、ロジカルな文章を書けるだけで、一目置かれる履歴書が完成します。
①結論を1行目に書く
結論から書き始めることによって、伝えたいことが明確になり、簡単に文章を書くことができます。また、読み手側も結論を先に知ることで、そのあとの内容を理解しやすくなります。
志望動機の場合、質問は「なぜインターンシップに参加したいのか?」。それに対する答えが結論なので、1文目は「貴社のインターンに参加したいと考えたきっかけは、【理由】です」になります。
1文目から強みや学生時代のことを書く方がいますが、分かりにくい文章になってしまいます。これを機に「結論から書く癖」をつけるようにしましょう。
②抽象的な言葉ではなく、数字を使ってわかりやすく
志望動機を書いているとついつい「やりがいのある」「社会に貢献できる」「インターンで成長したい」などといった響きが良く、抽象的な言葉を用いてしまいがちです。しかしこのような言葉は、多くの学生が使うため新鮮味がなく、説得力や熱意に欠けます。「インターンで〇〇の技術を習得し、世界の◯◯という問題を解決したい」というように、具体的な言葉に置き換えるようにしましょう。
また、これまでの経験を述べる際も具体性が重要です。特に数字を用いると効果的です。たとえば「イベントを開催した」ではなく「5000人規模のイベントを開催した」と説明した方が、規模感が伝わりやすいです。漠然とした内容にならないためにも、数字で表現できる部分は数字を使うようにしましょう。
①結論を1行目に書く
結論から書き始めることによって、伝えたいことが明確になり、簡単に文章を書くことができます。また、読み手側も結論を先に知ることで、そのあとの内容を理解しやすくなります。
志望動機の場合、質問は「なぜインターンシップに参加したいのか?」。それに対する答えが結論なので、1文目は「貴社のインターンに参加したいと考えたきっかけは、【理由】です」になります。
1文目から強みや学生時代のことを書く方がいますが、分かりにくい文章になってしまいます。これを機に「結論から書く癖」をつけるようにしましょう。
②抽象的な言葉ではなく、数字を使ってわかりやすく
志望動機を書いているとついつい「やりがいのある」「社会に貢献できる」「インターンで成長したい」などといった響きが良く、抽象的な言葉を用いてしまいがちです。しかしこのような言葉は、多くの学生が使うため新鮮味がなく、説得力や熱意に欠けます。「インターンで〇〇の技術を習得し、世界の◯◯という問題を解決したい」というように、具体的な言葉に置き換えるようにしましょう。
また、これまでの経験を述べる際も具体性が重要です。特に数字を用いると効果的です。たとえば「イベントを開催した」ではなく「5000人規模のイベントを開催した」と説明した方が、規模感が伝わりやすいです。漠然とした内容にならないためにも、数字で表現できる部分は数字を使うようにしましょう。
インターン選考を通過した志望動機の例文をご紹介
インターン選考を通過した志望動機は、どのようなものなのでしょうか?
人気の業界5つ(広告、コンサル、IT、人材、金融)の志望動機の例文をご紹介します。
■ 広告業界の志望動機
私が貴社のインターンシップに参加を希望するのは、記者が実践している広告の生み出し方を体験したいと思ったからです。
受験の時に新聞広告に励まされた経験から、何気なく目にした人の心を動かす広告の面白さに惹かれました。
それから、様々な表現方法がある中でシンプルに言葉だけで勝負するコピーライターに興味を持ち、将来的にもコピーライターとしての道を進みたいと考えています。
貴社のインターンシップでは、自分の現状を把握し、持ち前の積極性や貪欲に学ぼうとする姿勢を生かして将来広告業界に携わるためのノウハウや知識を吸収したいです。そして私を飛躍させる機会としたいです。
受験の時に新聞広告に励まされた経験から、何気なく目にした人の心を動かす広告の面白さに惹かれました。
それから、様々な表現方法がある中でシンプルに言葉だけで勝負するコピーライターに興味を持ち、将来的にもコピーライターとしての道を進みたいと考えています。
貴社のインターンシップでは、自分の現状を把握し、持ち前の積極性や貪欲に学ぼうとする姿勢を生かして将来広告業界に携わるためのノウハウや知識を吸収したいです。そして私を飛躍させる機会としたいです。
広告業界の志望動機のポイント
広告業界の仕事は3つに分類されます。
1つ目はプランニングです。プランニングは、マーケティング分析に基づき、広告プランニングを行う仕事です。仮説を立て検証していくマーケティングの能力が求められます。
2つ目はクリエイティブです。クリエイティブは文字を扱うコピー系と広告のビジュアルを作成するデザイン系に分けられます。世の中を観察する洞察力や、適切な広告を作成する想像力が求められます。また、最新技術を駆使したアプリ開発も行うことがあるので、IT寄りの技術も求められます。
3つ目は営業です。広告依頼や完成した広告を販売します。いうまでもなく営業ではコミュニケーション能力が必要です。また案件全体の統括や顧客とクリエイティブの調節役を担うこともあるので、ディレクション能力も必要になります。
志望するインターンではどの仕事を担当するのか調べ、それに合わせた志望動機を作成しましょう。
広告業界の仕事は3つに分類されます。
1つ目はプランニングです。プランニングは、マーケティング分析に基づき、広告プランニングを行う仕事です。仮説を立て検証していくマーケティングの能力が求められます。
2つ目はクリエイティブです。クリエイティブは文字を扱うコピー系と広告のビジュアルを作成するデザイン系に分けられます。世の中を観察する洞察力や、適切な広告を作成する想像力が求められます。また、最新技術を駆使したアプリ開発も行うことがあるので、IT寄りの技術も求められます。
3つ目は営業です。広告依頼や完成した広告を販売します。いうまでもなく営業ではコミュニケーション能力が必要です。また案件全体の統括や顧客とクリエイティブの調節役を担うこともあるので、ディレクション能力も必要になります。
志望するインターンではどの仕事を担当するのか調べ、それに合わせた志望動機を作成しましょう。
■ コンサルティング業界の志望動機
私が貴社を志望する理由は、自分が描くキャリアを実現できると考えたからである。私は大学生活において3年間塾講師のアルバイトを経験した。担当生徒と全力で向き合い、共に受験を乗り越えた。この生徒に感謝された体験をきっかけに、人から必要とされるプロフェッショナルになりたいと考えるようになった。そのためには特定の分野において専門知識を有し、課題解決能力を高める必要がある。
そこで、企業の課題解決のプロであるコンサルタントという職業に興味を持った。数多くあるコンサルタント企業の中でも貴社に興味を持ったのは、貴社には「声をあげれば挑戦させてくれる」という文化が根付いており、自分の得意分野や興味のある分野で挑戦できると感じたからだ。
そこで、企業の課題解決のプロであるコンサルタントという職業に興味を持った。数多くあるコンサルタント企業の中でも貴社に興味を持ったのは、貴社には「声をあげれば挑戦させてくれる」という文化が根付いており、自分の得意分野や興味のある分野で挑戦できると感じたからだ。
コンサルティング業界の志望動機のポイント
そもそもコンサルティング業界は、成り立ちや得意としている領域に応じて、①戦略、 ②総合系、③IT系、④シンクタンク系、⑤業界・業務特化型の5つに分類されます。志望する企業がどの領域なのか必ず確認するようにしましょう。
コンサルティング業界で働くために求められる力は「論理的思考」「コミュニケーション能力」「粘り強さ」です。これらの力をアピールできるエピソードがあれば必ず書くようにしましょう。
■ IT業界の志望動機
貴社のインターンではWebビジネスの運営手法を学びたい。私は現在、新規のWebビジネスの立ち上げを行なっている。そこでは顧客ニーズの把握力、提案書の作成、プロジェクト遂行スキルが必要とされる。貴社でそのような力を身に付けられると考え志望した。また、貴社のような新興ITベンチャー企業で「新たな価値」を生み出すまでの流れや、価値観を吸収し、事業に活かしたい。
IT業界の志望動機のポイント
IT業界ではプログラミングのスキルがあると有利ですが、ない場合はIT業界に対する興味や関心、意欲を伝えましょう。
企業の事業内容を徹底的に調べるのも1つの方法です。「貴社の〇〇というサービスに惹かれました」と書くことで、前向きな姿勢をアピールすることができます。またスキルを習得するために行動を起こしている人は、「ITの知識を学ぶために本を読みはじめた」「プログラミングを勉強してみた」と具体的に書くと良いでしょう。
■ 人材業界の志望動機
私が貴社のインターンを志望する理由は、自分の傾聴力を活かせると考えたからだ。私はアルバイトや行事などで、リーダーになることが多く、そこで聞き役に徹し、相手の意見や要望を聞き出す力をつけることができた。
このような傾聴力を活かして、企業が求める人材像を把握し、また登録スタッフの話にも耳を傾け、彼らが仕事に何を求めているのかを聞き出し、お互いのメリットを創出したいと考えている。
このような傾聴力を活かして、企業が求める人材像を把握し、また登録スタッフの話にも耳を傾け、彼らが仕事に何を求めているのかを聞き出し、お互いのメリットを創出したいと考えている。
人材業界の志望動機のポイント
人材業界は常に人と関わる仕事なので、コミュニケーション能力が必須です。
また、人材業界の仕事は数値目標を設定されることが多いため、目標を達成する意識が高いことをアピールすると良いでしょう。たとえば、アルバイトで目標売り上げを達成するために努力したエピソードなどです。
■ 金融業界の志望動機
様々な顧客ニーズに対する提案をし、実現のサポートも担う銀行業界の社会的意義の大きさに関心を持っているから。私が所属するゼミでは、実在する企業が抱える課題を経営・会計など幅広い視点から特定し、解決策を提案する取り組みがある。その経験からニーズを汲み取り、それに対し解決策を提案する重要性を体感し、またやりがいを感じた。
貴社は業界の中でも、顧客ニーズに対し、高い提案力と実現力で応えている点に感銘を受けた。貴社でのインターンを通してニーズに応えるための提案力を学び、自らの銀行業界への適性を図り、今後のキャリア形成に活かしたい。
貴社は業界の中でも、顧客ニーズに対し、高い提案力と実現力で応えている点に感銘を受けた。貴社でのインターンを通してニーズに応えるための提案力を学び、自らの銀行業界への適性を図り、今後のキャリア形成に活かしたい。
金融業界の志望動機のポイント
金融業界にもメガバンク、地方銀行、信託銀行、信用金庫など種類は様々。志望するインターンがどこに属するのか確認し、業務内容なども調べるようにしましょう。
銀行の仕事は単純に金融商品を売るだけではなく、その企業の経営状況などを踏まえてコンサルティングを含めて金融商品を提案しています。
時には相手が気づいていないニーズを引き出し、サービスを提案する必要も。ですので、志望動機には自分自身のアイディアで問題解決やニーズに答える活動をした経験がある場合は書くようにしましょう。
金融業界にもメガバンク、地方銀行、信託銀行、信用金庫など種類は様々。志望するインターンがどこに属するのか確認し、業務内容なども調べるようにしましょう。
銀行の仕事は単純に金融商品を売るだけではなく、その企業の経営状況などを踏まえてコンサルティングを含めて金融商品を提案しています。
時には相手が気づいていないニーズを引き出し、サービスを提案する必要も。ですので、志望動機には自分自身のアイディアで問題解決やニーズに答える活動をした経験がある場合は書くようにしましょう。
まとめ
志望動機は企業が求める人材と一致していることが大切。一致させるためには企業理念や事業内容、社風などを理解している必要があります。必ずHPなどから企業研究をしましょう。また、志望動機を明確にするために自分史やモチベーショングラフで自己分析をしましょう。
志望動機の作成は、最初は誰しも悩んでしまうものです。しかし①伝えたい内容をピックアップ 、②内容を並び替える、③不必要な部分は削るという3ステップで簡単に書き進められると思います。ぜひ参考にしてください。
志望動機は書けば書くほど上手くなります。最初は上手く書けなくても、諦めずに書き続けましょう。
志望動機の作成は、最初は誰しも悩んでしまうものです。しかし①伝えたい内容をピックアップ 、②内容を並び替える、③不必要な部分は削るという3ステップで簡単に書き進められると思います。ぜひ参考にしてください。
志望動機は書けば書くほど上手くなります。最初は上手く書けなくても、諦めずに書き続けましょう。