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[業界別] 過去に出題されたグループディスカッションのテーマ
グループディスカッションとは?
グループディスカッションは複数人で1つの課題・テーマについて議論するものをいい、グループディスカッション選考では3〜10人程の学生がチームとなって企業から与えられたテーマについて議論し、選考時間内に結論を導き出して発表します。
このグループディスカッションは企業の新卒採用の選考方法としてよく利用されます。というのも企業からすれば一度に多くの学生を選考することが可能なため、書類選考後の次のフェーズとして行われることが多いです。
この選考を突破しないと内定を得ることはできません。
グループディスカッションの選考対策やコツ、議論をするうえでの進め方などを知りたい方はこちらを読むことをおすすめします!
では早速過去に出題されたグループディスカッションのテーマを見ていきましょう。
[業界別]過去に出題されたグループディスカッションのテーマ
コンサル
・最近、インパクトを与えたITを3つあげよ(大和総研)
・都内のマンションの空室率を下げるには?(アーサー・ディ・リトル)
・自動運転が普及するか、しないならどういう要因か(ボストンコンサルティンググループ)
・としまえんの市場規模推定と戦略立案(ローランド・ベルガー)
・配送の無駄な費用(住民の不在による再配達など)を減らすための案を考えよ(アクセンチュア)
・Esportsを盛り上げるにはどうすべきか(KPMGコンサルティング)
・ある百貨店のレストランフロアに入っていたテナントが撤退した。次に新しく入れるべき店は、次の3つの候補のうちどれか。(野村総合研究所)
・これからの社会でAIに代替される職業は?(PwCコンサルティング)
・日本の外国人観光客を増やすためにどうするか(NTTデータ経営研究所)
金融
・投資銀行の存在意義は何か(ドイツ銀行グループ)
・SNSが普及する昨今、SNSを用いて若者に投資を広めるにはどうすれば良いか(J.P.モルガン)
・営業職に必要な気質は何か(第一生命保険)
・新たに提携するベンチャー企業を選定せよ。6個の選択肢の中からどの企業のサービスが良いか(JCB)
・あるメーカーの移転先を日本橋にするか藤沢にするか。(三井住友銀行)
・日本型の年功序列制と欧米型の能力重視制のどちらを今後の日本企業は採用すべきか(日本銀行)
・仕事をする上で、欠かせない能力は何か、優先順位をつけて3つ挙げよ。(中央労働金庫)
・大手百貨店の売上を5年で2倍にする施策を考えよ(バンクオブアメリカ・メリルリンチ)
・紙の魅力についてアピールせよ(モルガン・スタンレー)
・今までにない新しい「企業の評価軸」を考案せよ(三井住友信託銀行)
・日本人起業家を増やすには?(ゴールドマン・サックス)
・プロフェッショナルとは?(野村證券)
メーカー
・生協の売り上げを伸ばすにはどうしたら良いか(ファイザー)
・スーパーでチキンラーメンをより多く売り出すには(日清食品)
・2050年に誰しもが行えるスポーツを考案せよ(コーセー)
・宇宙で遭難した場面を想定し、用意された15種の道具のなかから必要度を順位付けせよ(資生堂)
・次の東京オリンピックで4位にもメダルをあげることになりました。その色を考えてください(タカラトミー)
・なりたい職業ランキングに製薬関係の仕事が入るようにするにはどうすればよいか(エーザイ)
・注目される製品とは?(カシオ計算機)
・100万円を1日で使うならば何に使うか?(森永乳業)
・ペコちゃんを海外で認知度を上げるためにどうすればよいか(不二家)
・経営戦略部として、新規事業の立案をせよ(ライオン)
・メーカーが今後生き残るためには?(日本精工)
・終身雇用制度に賛成か反対か(京セラ)
・宇宙人を倒すために最適なヒーローの組み合わせを考えろ(UHA味覚糖)
商社
・飲料メーカーの商品戦略を考え、製造計画を立てよ(住友商事)
・飲食店の全面禁煙に賛成かどうか(伊藤忠商事)
・日本のインバウンド数増加の施策を考えよ(双日)
・イノベーションとはなにか(豊田通商)
・三和乳業(仮)の新製品を3つの候補から選択せよ。(三井物産)
IT
・あるTVメーカーのシェアが落ちているという設定で、①テレビの市場規模推定、②シェア率下降の原因推定、③シェア率向上のための施策 を考えろ(DMM)
・オンライン学習塾の経営改善のための提言(日本IBM)
・Amazonは、新機能を持つ◯◯製品として何を発売するべきか(Amazon)
・満員電車をなくすためには(ソフトバンク)
・ビズリーチを知らない人に宣伝せよ(ビズリーチ)
グループディスカッションの種類と種類別のテーマ例
上記のテーマだけ見ると非常に難しそうな議題に思えますね...
ですが実はグループディスカッションは大きく5つのタイプに分けられ、それぞれで思考のフレームワーク、議論の進め方のようなものが存在します。
1. 抽象的・自由型
2. 課題解決型
3. 資料分析型
4. ディベート型
5. フェルミ推定
1.抽象的・自由型のテーマ例
・良い社会とは何か?
・世界No.1の企業とはどんな企業か
・東京オリンピックを成功させるには何が必要か
・AIによってわれわれの生活はどう変わるか
・プロフェッショナルとは?
2.課題解決型のテーマ例
・コンビニの売り上げを2倍にするには?
・地球温暖化を解決するには?
・社員の満足度を上げるためには?
・パワハラをなくすにはどうすればよいか?
・満員電車を減らすには?
・若者の物欲を高めるにはどうすればよいか?
・貧困をなくすためにはどうすればよいか?
3.資料分析型のテーマ例
・資料からA大学の入学者を増やす対策を考えよ
・資料を読んで会社の業績改善方法を考えなさい
・資料を読んで顧客のニーズを探してください
・資料を読んで次に新しく入れるべきテナントを3つの候補のうちどれか決めよ
4.ディベート型のテーマ例
・コンビニの24時間営業はあるべきか?
・就職活動の早期化に賛成か、反対か
・サマータイムを導入すべきか?
・学校に制服は必要かどうか?
・タバコとお酒どちらかの税をあげるなら?
・企業にとって大切なのは人材か資金か?
5.フェルミ推定のテーマ例
・日本にあるマンホールの数はいくつ?
・バスの中にゴルフボールはいくつ入る?
・20年後の日本の転職市場規模は?
グループディスカッションは対策できる
5つのタイプそれぞれでテーマへの取り組み方が違ってきます。基本的に議論の答えに正解はありませんが、議論の進め方や思考のフレームワークは存在します。それぞれのタイプごとにポイントを抑えて望むのがよいでしょう。
GDはコミュニケーション能力もそうですが、論理的に議論を進めることも求められます。グループディスカッションの対策やコツ、議論の進め方、評価ポイントについてはこちらの記事を読んでみてください。
またグループディスカッションは選考前に場馴れをしておくことが非常に重要です。学生向けに無料の選考対策講座・就活セミナーを開催しているところがあるので参加してみることをおすすめします。就活セミナーがどういうものかを知りたい方はこちらの記事を参考ください。
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・難関企業への選考突破を目指す方
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主な内容
当日は種類別にグループディスカッションを複数回行いながら、フィードバックや解説の中で下記の内容に触れていきます。
・グループディスカッションの種類別(抽象型・課題解決型・資料読み取り型)に考え方や発言のポイント
・求められるパフォーマンスについて
・人事担当者や総合商社内定者、人材トップ企業内定者メンターによる評価基準に基づいた個別フィードバック
etc...